眼の病気は進行すると視力低下、失明ということも考えられます。
定期的な健診が早期発見・早期治療につながります。
医院名 | 水谷眼科診療所 |
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院長 | 水谷 聡 |
住 所 | 〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目24番30号 名古屋三井ビルディング本館地下1階 (笹島交差点南東角) |
TEL | 052-582-8001 |
円錐角膜は、角膜中央部からやや下方部の角膜の厚みが薄くなって円錐状に変形する非炎症性疾患です。
一般に、発症時期は思春期が多く、また両眼に発症することが多い疾患です。
ただし、疾患の程度は左右の眼で異なることもあります。
わが国における発症頻度は、2002年の報告では男性が8,300人に1人、女性が17,900人に1人と推定されています。
発症初期は、
・メガネの視力がでない
・何度もメガネを作り変える(進行性の近視)
・短期間のうちに乱視が強くなった
などの症状がみられます。
円錐角膜の発症因子としては、アトピー性皮膚炎、ダウン症候群、過度に眼をこすることなどが考えられていますが、原因は未だ明らかになっていません。
治療方法としては、発症初期ではメガネで視力矯正することが可能な場合もありますが、基本的にはハードコンタクトレンズを装用して視力矯正をすることになります。
当院では円錐角膜の程度に応じて、適切なレンズ形状のハードコンタクトレンズを処方しています。
また、すでにコンタクトレンズを装用されている方においては、装用感や見え方などのお悩み・ご相談にも応じます。